パーチで音楽イベント なかにしさん、高橋さん出演
中央アーケード街にある民泊施設「パーチ」1階で21日夜、音楽イベント「母さんの青春は今なのリリースツアー秋の稚内編」が催され、奏でる音色が店内に響き渡った。
民泊オーナーの奥山美由紀さんが空きスペースだった1階に製作した自作のステージで今夏から始めた音楽イベント第3弾として札幌を拠点に活動するシンガー・ソングライターなかにしりくさんと西興部村のスコップ三味線奏者高橋啓子さんがライブがあった。
えびなホールでのライブなどで稚内に5回以上来市している、なかにしりくさんのギターの演奏に合わせて、家族愛や人の出会いを歌詞にしCDを自費制作した歌「母さんの青春は今なの」を高橋さんが歌った。ソロでも活躍するなかにしさんは玉置浩二の名曲「メロディ」も歌い、観客を魅了した。
ライブを見に来た市民が「アーケード街の場所でこのようなイベントは素晴らしい」と話した音楽イベントを終えた奥山さんは「夫と夫婦ふたりで作ったパーチ(意味・止まり木)という木に少しずつひとが集まって、繋がりが広がり嬉しく思います」と話し、今後については「1階の設備を整えて飲食物の提供が出来るようにしたい。イベントがなくても稚内の人たちや旅行者が気軽に集まれる止まり木になるような場所を目指し、地域を盛り上げていければ」と語っていた。