様々な視点で稚内を見る旅 育英館と市教委の手に取る宇宙イベント

 育英館大学後援会、市教委など主催の「手に取る宇宙地球Messagein a Bottle地球のてっぺん稚内を巡る旅2024」は、26日午後1時半から同大学や北防ドームなど市内4カ所で行われる。
 宇宙、稚内などの歴史をキーワードに、多様な視点を交えながら「なぜ今、稚内にいるのか」を探求するアートプロジェクトとして開かれるもので、宇宙飛行士が宇宙の空気を詰め込み地球に持ち帰ったガラスボトルに触れることで、日常や慣れ親しんだ場所など様々なことを改めて考える機会にしようという「手に取る宇宙」イベントを開催している彫刻家の松井紫朗さん(京都)を招き、市教委の斉藤譲一学芸員、育英館大学の佐藤結花講師の3人と共に貸切バスで青少年科学館、稚内公園、北方記念館、北防ドームを巡る。
 斉藤学芸員によるガイドや佐藤講師によるプロジェクションマッピングなど様々なイベントがあり、最後の北防ドームでは、ガラスボトルに触れることが出来る。
 松井さんと縁があり、イベントを開催することを提案した佐藤講師は「稚内を様々な視点で巡る旅にし、客観的な視点で楽しんでもらいたい」と話していた。
 参加者を募っており、中学生以上1500円、小学3〜6年生1000円。定員35人。
 申し込みは大学☎㉜7511。