数量減も単価高でカバー 9月沖底船水揚高 オオナゴ漁獲ゼロで終漁

 稚内機船漁協は、9月の沖底漁船水揚げ上場をまとめた。
 802㌧(昨年同月対比41・9%減)、1億8092万円(同10・8%減)と、53・5%もの単価高が数量減少分をカバーした。
 9月末漁期のオオナゴの9月水揚げはゼロ最終的に5・3㌧(昨年6~9月対比98・8%減)、26万6000円(同98%減)と曾てない大不漁で終えた。
 魚種ごとの水揚げ次のとおり。
 ▽タラ 49㌧(昨年同月対比3・8倍)1307万円(同3・6倍)㌔単価266・2円(同17・6円安)▽ホッケ 690㌧(同49%減)1億5829万円(同19・6%減)229・2円(同83・7円高)▽カレイ 8㌧(同8・7%減)121万円(同89・3%減)144・4円(同32・1円高)▽ニシン 230㌔(同全増)3万2600円(同全増)162円▽カスべ 12・5㌧(同3・2倍)135万円(同2・6倍)107・6円(27・2円安)▽その他鮮魚 42㌧(同19倍)696万円(同8倍)167・1円(同204・5円)。