聴衆に至福の一刻 坂田明ジャズライブ

 坂田明さんのジャズライブが16日、えびなイベントホールで開かれ、自身作曲の「枯れたヒマワリのバラード」「死んだ男の残した物語」など8曲を演奏し、リクエストで「ひまわり」を情緒たっぷりに披露した。
 2年ぶりに稚内を訪れた坂田さんは、息子のドラマー学さん、ピアノの大森菜々さんを従え、前衛的な「ダンス」を始まりに、合間々々に軽妙な話術を交えサックスの世界に聴衆を惹き込んだ。
 学さんのドラム、大森さんのピアノも鍛え抜かれた技術だけでない魂も感じ、2時間に及だジャズライブは60人余りの聴衆に感動を与えていた。