時の話題 「気候も政治も寒く」
最北端の地なのだから他と比べて気温が低く寒い日があるのは致し方あるまい。それでも着実に暖かくなっており、特別な事件はなく安らかに暮らしていることに感謝したい。
月の始めにGWなどあったことがとうの昔のようにさえ感じるほど慌しい一日を送っている人類にとって生き死にがのしかかってくる戦争はどうしても止めさせたいところだがゴロツキの為政者は自分勝手な主張を展開し正当化しようとする。ロシア、ウクライナ、シリアなど然りだ。
東アジアにある日本は太平洋戦争の軍の暴発で南太平洋の島々、東南アジア~ビルマ(今のミャンマー)まで植民化した負の歴史あるも、戦後は不戦の憲法第9条を遵守してきたが、隣国の台湾と中国、南・北朝鮮の諍い果ては米中冷戦によって不戦の国是も危うい状況にある。
コロナ禍という千年に一度の災禍によって停止した感のある思考は今、昨年来の自民党旧安倍派の政治資金パーティー券の裏金問題によって政府与党自民党が補選で敗退するなど退潮が目立ち、岸田総理は命運が尽きそうな状況に追い込まれており、一部で観測が収まらない6月の衆院解散説は萎む一方だが、ああ見えて権力への執着がかなり強い岸田さんはイタチの最後っ屁ならぬ何か想像を超えた手を打ってくるやも知れない。
野党の立憲民主党は、2009年の旧民主党以来の政権奪取を目論んでいるが、一部衆議が政治パーティーを開催しようとするなど脇甘く、その後開催自粛するも腰が定まらない。政治家の体たらくは目に余る。