地域活性に４つの〝えん〟　稚内ＹＥＧ　中山会長、澤村専務来社

　稚内商工会議所青年部（稚内ＹＥＧ）の会長に就任した中山亮氏（４８）と専務理事の澤村慎太郎氏（４３）が１３日午後、稚内プレス社を訪れ、「自らの会社の発展を通し地域経済活性化へ寄与していきたい」などと抱負を述べた。
　中山体制のテーマは「えん」。人との縁、稼ぐ力の円、賑やかな宴、そして前記３つの「えん」を道内ばかりか全国にＰＲする演の４つの「えん」を前面に出した活動を行っていきたいとした。
　当面は来年１０月１０、１１日に稚内で開催されるＹＥＧの北海道ブロック大会に向け、新たに１５人加え総勢６０人になった稚内ＹＥＧの組織挙げ成功するよう注力したいとも話した。
　今年の夏にはコンカツイベントを開き、１組でも多くのカップルを誕生させ、その後のこども誕生を視野に人口減少問題にも取り組んでいく。
　稚内ＹＥＧが結成された８年前の初年度から会員の中山会長は「〝えん〟を基に対外的に稚内の良さをＰＲし人口減少や人手不足など課題に対し人づくりを通し解決の道筋を描いていきたい」とも話していた。
　稚内青年会議所で２期連続し会長を務めＹＥＧに入会し４年目の澤村専務理事は「会員は６０人に増えたが、実際に活動する実動メンバーは半分ほどしかおらず課題ではあるものの、自分の考えを自由に発表できる稚内ＹＥＧとして団結力を持って専務という役職に当たっていきたい」と述べていた。
　中山会長は最後に「澤村専務と苦楽を共にし、堅苦しさを払拭し自由闊達な雰囲気づくりに努めたい」と話していた。