一堂に会し親睦深める RC都市連合会 絵本作家関屋さん講演

 道北近隣のロータリ
ークラブ会員が一堂に集う2023ー2024年度国際ロータリー第2500地区第1分区IM(都市連合会)が11日午後、サフィールホテル稚内で開かれ会員同士が会議や親睦会を通じて交歓した。
 稚内ロータリークラブがホスト役を担い開催された都市連合会には、稚内はじめ豊富、天塩、利尻などから会員100人余りが出席。稚内RCの伊戸川成史会長が「コロナ禍の間はロータリー同士の交流はできなかったですが、今後は皆さんとしっかり交流をしていきたい」と挨拶し、IMリーダーとして吉川勝第一分区ガバナー補佐(稚内RC)がクラブのあり方について「会員増強も大切ですが、居心地の良いクラブを作ることが会の発展に繋がっていく」と述べた。
 続き、南極や樺太などを題材にした絵本を手がける絵本作家の関屋敏隆さんが「間宮林蔵の樺太・アムール河探検」と題し講演。昭和46年に美大生の時に初めて稚内に来たことや自身がサハリンを訪問し現地で取材した上で間宮林蔵が樺太を探検する様子を描いた作品を手に「作品を作る上で現地で関係者に会ったり、現地に行ったりすることを大切に私は作品を作ってきた」などと作品制作への思いを語っていた。
 稚高吹奏楽部の演奏で始まった懇親会では来賓の工藤市長が歓迎の挨拶をし、7月からの次期第一分区ガバナー補佐に就く坂野泰雄氏の音頭で乾杯し、それぞれのテーブルでロータリアンは交歓していた。