冬の大沼でサウナ体験 観光活性化協 今冬、バレルサウナなど導入
わっかない観光活性化促進協議会による大沼近くでテント・バレル(樽型)サウナなど冬の体験型事業「大沼バーニャビレッジ」の実証実験が15日午後からスタートした。事業を委託されたSEAS(シーモア運営会社)の木村亘代表(49)は「ここから見る利尻富士など雄大なロケーションを楽しんでほしい」などとPRしている。
体験型観光のプログラムとして来冬以降、事業化を目指す取り組みとして、サウナで寛ぎ稚内ならではの厳冬期や雄大なロケーションを楽しんで貰おうという事業で、今年は3年間の実証期間の最終年となる。
今冬は新たに直径1・8㍍、幅4㍍のバレルサウナと休憩スペースの10人用テントドームの導入に加えシャワールームやトイレ、着替え用のトレーラーハウスなども備えた。
15日、関係者向けの内覧会が開かれ、木村代表は新たに導入したバレルサウナやテントドームなどを説明し「サウナに入ったあとは外で体を冷やしながら利尻山や大沼の雪原の眺めを楽しんでほしい」などと魅力を語っていた。
敷地内には4人~6人まで収用できる別のサイト2基もある。29日まで正午~午後5時まで最大3時間利用できる。実証期間中の今年は無料となる。
体験は主に道内外の観光客をメインに予約を受け付けているが、空いている日があれば市民も参加できる。問い合わせは大沼バードハウス☎㉖2965。(武田誠司)