タイヤ脱輪相次ぐ 稚内署 点検整備の注意喚起
市内で昨年末からタイヤの脱輪事案が相次いでいることから、稚内署は再び注意を呼びかけている。
大晦日の31日に富岡地区でタイヤの脱輪事故が発生して以降、年明けの10日には大黒地区で男性が運転していたワンボックスカーの助手席側後輪のタイヤが脱輪し、対向車線の軽自動車に衝突する事故があったが幸いケガはなかった。
13日にも大黒地区で男性が運転する普通自動車の助手席側前輪のタイヤが脱輪する事案が発生している。
稚内署によると、いずれの車両も異音がし自分で点検をしたあとに発生していることから、谷口副署長は「異音がしたらすぐに整備に出すなど事故防止に努めて欲しい。冬場は悪路の走行や駆動輪が空回りするスタック後にナットの緩みに繋がる可能性もあるので注意して欲しい」と話していた。
このほかにも、タイヤ交換後のナットの緩み、約100㌔走行後の締め直し、車の運転で違和感を感じた場合の車両点検など求めている。