暴風雪見舞われる 稚内市 交通機関寸断 あすも警戒

 発達した低気圧の影響で稚内は15日、雪を伴った20㍍前後の強風が吹いた。稚内地方気象台は午後にかけて暴風雪になる恐れがあり吹き溜まりなどによる交通障害に警戒を呼びかけている。
 暴風雪、波浪警報が発表され、15日午前中は宗谷岬で24・7㍍の最大瞬間風速を観測。市街地は風が弱い時間帯もあったが、昼過ぎから警戒が必要で予想される最大瞬間風速は30㍍前後、16日朝までに多い所で40㌢の降雪があり、猛吹雪による吹き溜まりなどに警戒が必要。
 荒れた天候で15日の利礼航路、空の便は全便欠航。JRや都市間バスも運休するなど交通機関に乱れが生じている。

「どんど焼き16日に延期」
 北門神社で15日予定していたどんど焼きは悪天候のため16日に延期された。