冬観光活性化期し 藤建設 観光協会に自転車寄贈
冬の体験観光の充実に向け、藤建設の藤田隆明社長とパラサイクリング競技で活躍する藤田征樹東京支店営業部長が20日、稚内観光協会に対し冬道でも走行可能な子ども用のマウンテンバイク4台を寄贈した。
わっかない観光活性化促進協議会が来年2月から1ヶ月間、宗谷ふれあい公園で開催する大沼スノーランドのイベントで実施する冬道走行を楽しむスノーバイク体験、協会独自のレンタルサイクルへの活用のため、これまで協会が所有していなかった小学生用の20インチ、24インチサイズの2台ずつ寄贈した。
贈呈式で藤田隆明社長から「地域の子ども達や体験型観光に役立て頂きたい」などと自転車の目録、藤田征樹営業部長からヘルメットを受け取った協会の中場会長は「今回の寄贈で冬道の体験観光として使用できる自転車は大人用合わせて12台になり、冬の体験型コンテンツとして大きく寄与するものと喜んでおります。冬はふれあい公園に来て頂き乗車体験してほしい」などと感謝の言葉を述べていた。
昨年の冬、愛用の自転車を持参し観光客らと一緒に大沼スノーランドでスノーバイクの体験をした藤田征樹営業部長は「子ども達に稚内ならではの冬の遊びを楽しんでほしい」と期待を寄せ、今冬も来年2月には2回ほど稚内に入り市民や観光客とスノーバイク体験で遊びたいとも話していた。