先週のことども
昨26日は「ペンの日」であった。新聞発行という業いの小社にとって改めてペンが有する意味合いを考えなければならない掛替えない日であり、読者の皆様に一石を投じるという宿命に身を震わせている。
きょう朝早く、稚内JCの元日に就任する新三役が小社を訪れ抱負を語って戴いた。往時100人近い会員が在籍していたJCだが今や17人まで減り今年いっぱいで5人退会、3人入会するそうで差し引き15人になる可能性が高い。
理事長予定者の三浦悠平氏=三浦電機取締役統括部長=らは何んとかして会員を増やす算段をしているものの現状は厳しいよう。
少数精鋭という観点もありマチに活気与えるようなJC活動を展開すれば苦戦する会員増強に光明も―と信じているが、理想論では如何としがたい。
マチが衰退する最大の理由の人口減少問題歴代市長は手を拱いてきた訳ではないが、ついつい目先の問題に忙殺され、人口減対策を疎かにしたという不作為は否定できまい。
きのう九州場所千秋楽だった角界に熱海富士ら若手が台頭してきているよう稚内でもJCのような若い力出るよう望んでいる。
12月に入ると「師走師走」と一年総決算の動きに惑わされ、じっくり稚内の行く末を考える暇なくなるものの年末だⅩマスだお正月だと浮かれる時間あるなら熟慮し断行する果敢さが求められよう。
北の果てという大きなハンデあろうが、冷涼な気候を逆手に取ったデータセンターなど誘致を働きかけたい。
突飛ではない。創造力ある行動願う。