「忘れなくてもやって来る天災」 気象台がキタカラで気象防災パネル展

 稚内地方気象台はキタカラで気象防災パネル展を開き、大雨、地震など突発的な災害に備えた身の守り方などをパネルを通じて啓発している。
 9月の防災月間に合わせてのパネル展で、1938年に統計を開始した稚内地方気象台の歴史、温暖化による気候の変化と気象災害、サロベツ活断層などによる宗谷管内の地震の特徴、緊急地震速報の利用の心得、大雨などによる特別警報の発令基準などをパネルを通じて分りやすく解説している。
 パネルを見ていた市民らは「稚内でも大雨になることが多くなってきました。日頃の天気予報などを把握したい」などと興味深く見入っていた。