夜に滑走路ウォーク HAP稚内空港事業所 親子連れら90人参加

 稚内空港で2日夜、夜の滑走路を歩くイベントがあり、参加した親子連れがこの日だけの特別な体験を1時間ほど満喫した。
 空港や飛行機に親しんでもらうイベントとして、稚内空港を運営する北海道エアポート(HAP)稚内空港事業所が企画した滑走路ナイトウォークには、7月30日にあった空の日まつりでの応募やWEB申し込みした親子連れら90人余りが参加した。
 日没時間となり西の空にゆっくり沈む夕日を眺めながら空港滑走路に入場した参加者たちは、開放された360㍍の滑走路に寝そべり飛行機の真似をして腕を広げたりなどし、誘導灯が光を放つ光景を背景に記念撮影などしていた。8歳と5歳の娘を連れて参加した夫婦は「初めて滑走路を歩き、家族の楽しい思い出になりました」と笑顔を見せた。
 HAPの畑雅彦稚内事業所長は「イベントを通じ空港の仕事に興味を持って頂きたい」と話していた。