ライオンズ331B地区のガバナーに藤原氏 7月6日ボストンで認証

ひょうひょうと語る藤原さん

 7月6日に米国ボストンでのライオンズクラブ国際大会で、331―B地区(道北、道東エリア)のガバナーに就任する藤原回向氏(72)は「人として差別ない世界、皆さんが安心し交わっていける社会になるよう努めたい」と抱負を語った。
 藤原氏は平成6年(1994年)創立された稚内北斗ライオンズクラブのチャーメンバー57人のうちの一人で還来寺=港4=の第4代住職を務める傍ら奉仕活動を行ってきた。会長を務めるなど活動をする中、養護学校の児童生徒を買い物や温泉に連れて行くという奉仕活動をした時、回りにいた一般市民から言われた冷たい言葉に正直落胆したとし、「これからも市民と障がいを持つ子どもらの交流であるノーマライゼーションを推し進めて行きたい」と述べた。
 ヘレンケラーが名誉会員で100余年の歴史があるライオンズ活動にとって原点ともいえる目に障がいがある人への白杖運動など活動の継続も約束した。
 明治38年(1915年)、東本願寺本山から開教師を拝命され先祖が旧樺太大泊(現サハリン州コルサコフ)に寺を置いてから108年の歴史がある還来寺の4代目住職としてのお勤めとライオンズガバナーとしての職責の重さを認識しつつ「これまで以上の行動が求められているので肩肘張らず頑張りたい」と話していた。
 藤原氏のガバナー就任をもって稚内北斗LCは来年4月20日、稚内で331―B地区の年次大会を開催すべく準備に入る。
 なお北斗LCからのガバナー就任は井ノ浦義明氏に次ぎ2人目。

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