富岡幼保キッズの親子が交通安全を願う 稚内署前でヒマワリ種を植栽
富岡幼保の子育て支援センターキッズなかよしルームに通う親子が15日、稚内署前の花壇にヒマワリの種を植えた。
平成23年、京都で4歳の男の子が犠牲になる交通事故があり、遺族から事故を担当した警察官にひまわりの種が託された。その種をきっかけに始まった交通安全を願う「ひまわりの絆プロジェクト」の活動は全国に広がり、思いを乗せたヒマワリが各地で花を咲かせている。
稚内署でも昨年から取り組みに参加し、昨年花を咲かせた種子と今年寄贈された分を合わせ蒔くことにした。
15日、参加した親子13人を前に、三浦署長が「プロジェクトを機に命の大切さなど改めて考えて欲しい」などと挨拶したあと、親子は「大きく育ってね」とヒマワリの種を植え、水やりをしていた。
稚内市のゆるキャラ「りんぞうくん」、「出汁之介」も参加し、親子は記念撮影もしていた。
林沙衣子さん(34)と結渚ちゃん(2つ)親子は「この活動が遺族の方に届くよう願いながら種を植えました」と話していた。