藤建設が26年ぶりの新造となる浚渫・起重機船と押船の安全を祈願

新造の起重機船上で執り行われた安全祈願祭

 藤建設の全回転式浚渫兼起重機船「ふじFC―26」と押船「第十ふじ丸」の安全祈願祭が16日、船上で執り行われた。
 同社としては平成9年以来、26年ぶりになる起重機船と押船の新造船は、昨年3月から香川県で着工し、今年3月に完成。4月10日に稚内港に回航した。
 16日、ふじFC―26の船上で執り行われた安全祈願祭には、藤田隆明社長ら関係者30人が参加し、玉串奉納など神事が執り行われたあと、藤田社長は「無事に完成したのは皆さんの協力があっての事と感謝しております。事業を通して地域の方々に信頼されるよう一層努力して参ります」と述べた。
 起重機船には、ICT(情報通信技術)を活用した施工管理システムなど最新鋭の機器が搭載され、今月下旬から礼文島の金田岬魚礁工事で稼働する。

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