核廃棄物誘致に反対する道北連絡協が、知事選出馬予定者に質問状

 核廃棄物誘致に反対する道北連絡協議会は10日、今回の北海道知事選の立候補予定者である鈴木直道氏、池田真紀氏、門別芳夫氏に対し、核のゴミ問題に対する公開質問状を送付した。
 3氏に対し、北海道には核のゴミは受け入れ難いという条例があるが、寿都町と神恵内町ではNUMO(原子力発電環境整備機構)が概要調査を行おうとしている。特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律によると、調査をする場合は知事及び市町村の意見を聞くこととなっており、その際、調査に反対か否か考えを聞かせてほしい。
 幌延深地層研究は研究期間20年程度としているが、約束は果たされず9年間延長されている。いつまで研究が続くか明確になっておらず、住民らが大きな不安を募らせている。
原子力機構は速やかに研究終了時期と施設の解体・埋め戻しの工程を明らかにするべきだが、考えを聞かせてほしいとするもの。
 20日を回答期限とした文書が送付されている。

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