4年ぶり元祖犬ぞり大会開幕し、全国から52チームが出場

人犬一体となった2頭引きレース

 第38回全国犬ぞり稚内大会が25日から2日間日程で大沼特設会場で幕開けし、人犬一体となった迫力ある犬ぞりレースが行われている。
 大会には愛知、岩手、札幌、旭川など道内外52チームの延べ113頭(実頭数60)がエントリー。開会式で名誉会長の工藤市長が「2023年冬イベントの掉尾を飾る犬ぞり大会で、日本の一番北てっぺんの街、稚内が多いに盛り上がることを期待しており、2日間、ケガなく安全に終わりますことを祈念致します」などと挨拶し〝犬たちの甲子園〟が開幕した。
 3年前は記録的な雪不足、一昨年と昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止され4年ぶりとなった大会は天候に恵まれ、午前11時からの2頭引きからレースが始まり、栃木や札幌などから出場した8チームが雪原を駆け抜けゴールを目指していた。続いて4頭引きレース、ウェイトプルレースなどが行われた。
 大会に合わせて催されている冬のわっかない観光物産まつりでは、市民や観光客がラーメンなど稚内の味覚を堪能していた。
 26日は午前10時半から3頭引を皮切りに、6頭引、ワンワンダッシュなどがある。

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