時の話題 「呑気はノン」
泰山鳴動するもネズミ1匹どころか大した結果を得られなかった今議会。せめて工藤広氏の市長選出馬表明は―と期待するも無い々々尽くしであった。
工藤市長とてコロナ感染者が増え収束に向かわないうちは出馬表明も出来なかろう。昨夕あった小紙の新年号インタビューでも勿論無かった。
工藤氏のほか立候補をするかも見られる人に尋ねるも一人は「後援会長と相談して」、もう一人は意欲十分のようだが、ここまで本心を明かさない。
工藤氏が仮に出馬しないとなれば一気に流動的になるが、筆者みるところ不出馬は99%有り得ず、残る1%は健康上の問題か家庭内の事が関与した場合であろうか。
という訳で現職が出馬するのだから他の立候補者と目される人は日和見に回避する公算が強い。個人的には次でなく次の次を目指すなら工藤氏の市長5選は無いとみて顔だけでも見せておけば実際の選挙戦で優位に運ぶのかな―とは見ている。
権力者とは言わずも町のトップになるのは大変なことで、就任して以降、茨の道が待っているのは容易に想像できる。
配達員(57人)入れたかだか70人ほどの人を抱えるプレス社とてプレッシャーとまで言わずも重い責任にたじろぐ事はある。と言えどやる事はやらなければならず、呑気のノノ字ではいられない。
企業に言い換えれば稚内市は稚内一番の企業である。市長始め職員が能天気でいられたのは浜森市長までで、敦賀、横田、工藤市政での職員の安寧は無く議員だけがガリガリ貪り食っている。