市立稚内病院 感染拡大し発熱外来逼迫 軽症者向けリーフレット作成
新型コロナ感染拡大で市立稚内病院などの発熱外来が逼迫した状態にあることを受け、稚内市は症状が軽い人に検査キットでの検査と自宅療養など周知するリーフレットを作成し公共施設、学校などに配布した。
感染者増で65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人、妊婦など重症化リスクの高い人の発熱外来での受診を優先するため、市(健康づくり課)は症状が軽い人に対し検査キットの検査、自宅での療養を求めており、自己検査で確認できるようウエブ申請で道から無料キットが取り寄せることができるQRコードを掲載したリーフレットを作り活用を求めている。
感染の不安がある人は稚内市ポートサービスセンター内に開設している新型コロナ検査センターで、無症状の人に限って利用を呼びかけている。
稚内市の担当者は「現在発熱外来の予約が殺到しているため医療機関で電話が繋がりにくくなっている。軽症の人は自己検査するなどの対応をし、発熱外来に予約無しで直接、来院することは控えてほしい」としている。