樺太記念館で稚泊航路歴史を再現 桟橋駅、船舶、飼料など展示
稚内樺太記念館で曾つて稚内と樺太を結んでいた稚泊航路に係わる駅や船舶の模型、資料などが展示され、来館した旅行者や市民が足を止め見入っている。来年3月末まで。
市教委が「稚泊航路と駅と歴史展~稚内と樺太を結んだ港駅と歴代の稚内駅」と銘打った企画として開いているもので、以前から展示している「稚内桟橋駅」と、冬季閉館している北方記念館にあった「稚内港駅」、創業70周年を記念し藤建設から寄贈された「大泊港駅と対馬丸」の模型と、駅の歴史などを紹介したパネルが展示されている。
北防波堤ドームや稚内桟橋駅が完成する以前、鉄路と航路で稚内と樺太を結んだ「稚内港駅」の様子を精巧に再現した模型に、旅行者は「細かい所まで再現されて凄い」と驚いていた。