さん喬さんからの贈り物 相沢食料品店 「大入」文字の入った額

柳家さんから贈られた額

 創業100周年を迎えた相沢食料百貨店に過日、北門神社で落語を披露した古典落語の柳家さん喬さんから創業100年を祝う記念品が贈られた。柳家さんと20年以上の親交がある福間敏彦営業部長は「本当に感謝でしかない」と大切に保管している。
 神社での独演会前、相沢食料品店に立ち寄った柳家さんは「渡したい物があります」と福間さんらに店の商売繁盛を願い「大入」と言う寄席文字が入った額を贈った。
 4回目の稚内公演となる柳家さんが、百年に因んだ1時間にも及ぶ長編演目「百年目」のリクエストに快く応えてくれただけでなく、祝い品を贈ってくれたことに福間さんは「店への心遣いは生涯忘れません。家宝になりました。今は自宅で大切に保管させて頂いてますが、いずれは店や事務所などに飾ることも考えています」と話していた。

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