時の話題 「第8波到来か」
収束してきたかと推量していたコロナ禍が頭をもたげてきた。第7波が継続しているのか、はたまた新たな8波の到来なのか。
7波であれ8波であれ我々が予防に傾注するのは今までと変わるものでなく、今度こそ災禍を終わらせなければならない。
オミクロン株主流のBA・5と入れ替わるようにBQ・1やXBBなど変異ウイルスの感染が増えてきている。新派生種の感染者が増える一方、重症者は感染者数や入院者数ほど増えず重症化リスクが高まっていない。
世界保健機関(WHO)によると、この新変種の感染者はオミ株前のデルタ株など感染した人に限られているのでオミ株対応のワクチンを接種することが急がれている。
稚内でも70歳以上の高齢者などにオミ株対応ワクチン接種案内を送付しており、届いた人はできるだけ速やかに接種するとよい。
8日23時59分時点での一日の新規感染者の都道府県別内訳で北海道は9136人と、東京都の8665人を抜きトップとなり、過去最も多くなった。
新変種というより寒くなってきたことでの換気の減少、人流増加による他人との接触割合が高くなったことのほか気の緩みもあるのでないのか。
ただ外国の新変種の感染状況をみると、感染爆発した頃と比べると感染力弱く、かつ重症化リスクも低いようなのでジタバタすることでもあるまい―と筆者は見ている。
正月前の書き入れ時の物価高とぶり返してきたコロナによって厳しい前途と言わざるを得ないが、あんじょうやって行きますかね。