実りある交流終え帰市 稚内市民石垣市訪問団 パレードなど参加

交歓する川野副市長と中山石垣市長

パレードに参加する稚内市民訪問団

 友好都市締結35周年記念事業として、今月4日から4泊5日の日程で沖縄県石垣市を訪問していた川野副市長を団長にした稚内市民訪問団が、石垣市との交流事業を終え8日午後4時半過ぎ、空路帰途に就く。
 最北端と最南端に位置する街同士という縁で両市は昭和62年9月27日、友好都市締結して以降、産業や文化、教育などで交流を続け35周年の今年は10月22日から2泊3日で中山義隆市長を団長にした石垣市民訪問団33人が稚内を訪れた。稚内からは川野副市長、中場稚内観光協会長、世界平和の鐘の会北海道稚内支部の会員ら21人が訪問した。
 那覇空港から石垣市に入った5日夜は石垣市主催の歓迎交流会に臨み、川野副市長が「友好都市提携35周年を迎えて皆様には感謝申し上げたい。稚内から来る時には気温4度で雪も降っている中、こちらの暖かい気候はまさに天国のようで石垣市を存分に楽しみたい」と挨拶し、中山市長にみどりスポーツパークの模型の目録を手渡した。
 6日は石垣の世界平和の鐘で世界の恒久平和を願い鐘を鳴らした。3年ぶりに開催された石垣島まつりの市民大パレードにも参加し島民と一緒に踊りを楽しんだ。
 市民訪問団に参加した伊藤美恵子さんは「島祭りで沿道には多くの声援を受けて、太鼓を叩いて応援してくれたりとてもうれしかった。北と南お互いに離れていますが心が一つになったと思う素晴らしい交流でした」と本紙の取材にメールで答えていた。
 8日は那覇から飛行機を乗り継ぎ稚内に戻る。

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