発信機付けた白鳥確認 大沼 けさは170羽に減る
大沼で繁殖地から越冬地への飛来ルートを調査するための赤と白の首輪型発信器を付けたハクチョウが確認された。
野鳥の生態などに詳しい人によると、この首輪は国内外の渡り鳥の研究チームが繁殖地のシベリアなどから越冬のため日本に飛来してくる移動ルートを調査するため取り付けたもので、本州などの越冬地へ渡るハクチョウが最初に立ち寄る国内最北の中継地となっている大沼では毎年、何羽か首輪を付けた固体が見付かっている。
今月26日朝、ハクチョウの写真を撮りに行った際に首輪を付けた2羽を見付けたという60代男性は「首輪のほか足にもタグのような物を付けていてた」と話していた。
今月3日に初飛来が確認されたハクチョウは15日に7202羽まで増えるも28日朝は170羽まで減った。