来秋の皮膚科開業決まる 開業医誘致助成審査委 市病医師の藤井瑞恵氏

 来秋、白樺保育所横の空き地で診療所を開業する予定の市立稚内病院勤務の藤井瑞恵医師(40)が、5日夜に開かれた稚内市開業医誘致助成審査委員会に出席したあと取材に応じ「皮膚科で扱う疾患は命に関わることは少ないですが、痒みや痛みがあると生活の質が落ちてしまう。患者さんの症状にいち早く対応したい」などと、1年後の開業を目指していることを明らかにした。
 芦別市出身の藤井医師は旭川医大卒業後、市立旭川病院、旭川医大などで勤務し、北見日赤病院に勤めていた頃に出張医として稚内に来たことがあり、令和3年10月からは市立稚内病院で皮膚科専門医として勤務している。
 稚内を含む宗谷管内で皮膚科専門医による診療が可能な所は市立稚内病院だけで、出張医で稚内に来ていた頃から一日100人余りの患者と接し上で皮膚科のニーズが高い地域であることを実感し、縁があって稚内出身の男性と結婚したこともあり開業することを決めた。
 開業予定の皮膚科診療所の名称は「わっかない皮フ科クリニック(仮称)」。2階建てで約300平方㍍の広さで、1階は診察室、施術室、処置室など備え2階は院長室などを設ける。スタッフは藤井医師、看護師3人、看護助手1人、事務職2人を計画している。
 市立稚内病院では火傷など緊急性が高い症状以外は全て予約で対応しており、新たに開業予定している自身の診療所では完治したあとの痒みなど症状がある患者さんが安心できるようしっかりケアをしていきたいとし、湿疹や乾燥肌、アトピー性皮膚炎など治療のほか、女性などにニーズが高いしみやニキビ痕のケアなど美容皮膚科に対応し、道内で未だ導入している所が少ない専用の機器も使い最新の治療に当たっていきたいと説明している。
 趣味は旅行で「稚内では宗谷岬が好きな場所で、稚内の海産物が好きでウニは特に絶品です」と話していた。

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