3年ぶり総合芸能祭 文化協会 名士歌謡祭も開催の方向
稚内文化協会主催の第61回稚内市総合芸能祭は、25日午後0時30分から文化センターで開催される。コロナ禍で3年ぶりの芸能祭に中川昇会長は「久しぶり各団体の発表の場を作れることは主催者として感無量。感染対策をしっかり準備していきたい」と張り切っている。
芸能祭はコロナ感染拡大で一昨年は中止し、昨年秋は開催する方向で準備を進めていたものの、開催日数日前に稚内で初めてクラスターが発生したことなどにより急遽、見合わせた。3年ぶりに復活する今年は日本舞踊、歌謡、和太鼓、民謡など12団体の出演が予定され、9日に代表者会議を開き、発表順を決めることになっている。
一方、各団体の代表者が出演し歳末たすけあい募金運動としての役割を担う名士カラオケ歌謡祭は12月4日に3年ぶりに開催する方向で調整している。
コロナ感染状況を見て開催の判断をするが、中川会長は「芸能祭は3年ぶりとあって長く発表の場を待っていた出演者も喜んでいます。名士カラオケについては10月上旬にも開催するかを最終判断したい」と話していた。