守りの要レーダーS見に 岩本参議が3年ぶりに来社

 31日午前中、自民党の岩本剛人参議(57)が稚内プレス社を訪れ、現下のウクライナ情勢を憂えるも「ロシアとの人道的かつ草の根交流に努めなければ」と歯痒い思いを吐露していた。
 3年前に参議に初当選したはいいがコロナで道内行脚する活動を控えざるを得ず、昨年暮れの組閣で防衛大臣政務官に任命されたことから、その後の今年2月、ロシアのウクライナ侵攻により忙殺され、当選後の挨拶回りが遅れてしまったことを陳謝すると共に「稚内訪問は是非ともレーダーサイトを見るためもあった」と、ロシアとの国境海域に位置する稚内への視察を優先したことを明らかにした。
 本州の人たちには判らない地方四島が根室の間近にあること、稚内からもサハリンが見えるというロシアとの距離的近さもあり「一刻も早く停戦してもらえば」と自らの願いも開陳していた。
 牛の肥料、漁船の燃料高騰など様々な課題ある中、対策を打っていくのは勿論、観光への対策(どうみん割の延長など)に加え、新型コロナウイルスを感染症5類(現在は2類)にしたあとの有料になるワクチン接種で高齢者に対する負担軽減を検討して行きたいと話していた。

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