外国人実習生受入れ 社会福祉事業団 コンテナ型住宅建設へ
稚内市社会福祉事業団は、11月からインドネシア人技能実習生を受け入れするに当たり本部がある富士見の敷地内に海洋コンテナサイズのスマートモデューロ住宅を建設する。
事業団では、将来に備え人材不足になる前にと、3年前から外国人技能実習生の受け入れを国際人材育成機構アイム・ジャパンと協議を重ねてきた結果、介護に従事するインドネシア人3人を受け入れる事にした。
受け入れにあたり本部や老人福祉施設などある富士見に住宅を用意することにし、1棟28・80平方㍍あり、連結可能なコンテナ型の2階建てのスマートモデューロ6棟を建設する事にした。4世帯まで住むことが出来る。
今月中旬から北光園前で基礎工事に着工しており、9月下旬にはトレーラーでスマートモデューロ住宅が運ばれ完成する。
住宅はコンテナと分からないようなモダンな外観をしており、高断熱で内部は木造づくりで、キッチンやユニットバスなども備えている。
満保常務理事は「トレーラーで運ばれてくるのが楽しみ。母国を離れ実習するに当たり不安がないよう体制を整え、事業団としても将来の構えとして今出来ることをしていきたい」と話していた。
実習生は10月から1カ月間、埼玉で介護の基礎研修を終えた11月18日から従事する。