何んと200キロ以上に 太田さんが社協にリングプル寄贈

寄贈するリングプルを車に積み込む太田さん(左)

 潮見1、太田又彦さん(82)は19日、市社協にリングプルを重さにして200㌔以上寄付した。
 10年以上前から、リングプルを集めていた太田さんの許に友達などが遊びに来る度にリングプルを置いていきこれまでに4㍑の焼酎のペットボトル136本、2㍑のペットボトル36本、20㍑の灯油タンク1本いっぱいに溜まった。
 19日、連絡を受けた市社協の職員が太田さん宅を訪れ、大量のリングプルが入ったペットボトルなどを軽四輪車に積み込んでいた。
 太田さんは「このリングプルの中には、亡くなった仲間が持ってきてくれた物があり当時を思い出す。寄贈して物がなくなるのは寂しいが、人の役に立てたらみんな喜んでくれる」と話していた。
 市社協の橋堀地域福祉課長は「これ程の量は今までに見たことがない。全部で200㌔以上はありそうなので非常にありがたい」と感謝していた。
 リングプルは700㌔で車椅子1台と交換でき、稚内市では公共施設での貸し出しなどに使われている。

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