全道ミニバス大会全勝 アルピナガールズ 函館、札幌に3連勝
7月29日~31日まで旭川などで開かれた第1回北海道ミニバスケットボールサマーフェスティバルで、名寄・稚内・留萌地区代表として出場した稚内女子チーム「アルピナガールズ」が格上相手に3戦全勝した。チームは「一勝できるか不安でしたが最高の結果で嬉しい」と喜んでいる。
北海道バスケット協会主催で全道各地の小学生バスケットチームの交流を目的に40年余り続いている大会だがコロナ禍で一昨年と昨年と2年連続で中止され、3年ぶりに復活し名称を改め再開された大会には11地区から男女各32チームが出場。
試合は4ブロックに分かれて優勝など順位を決めず交流ゲームとして3試合をした。アルピナガールズは強豪チームがいる地区を勝ち抜き代表となった函館チームに45対19、札幌地区の菊水ミニバスに31対24、大麻ミニバスに56対12でいずれも勝利した。
今のチーム体制とは異なるが、8年前に出場した同じ大会では4戦全敗に終わった。チームを率いた新岡憲史ヘッドコーチは「全勝という結果に日が経つにつれ嬉しさが増しています。チーム発足10年の節目にこのような奇跡が起きたことに、継続は力になることを実感しています。全道の強豪とも戦えるチームになってくれて誇らしい」と選手たちを称えた。
キャプテンで潮見が丘小6年生の鹿内ふきさんは「試合が出来て良かった。行く前は一勝できるか不安だったから全勝は凄く嬉しいです。これからもっと強いチームになれるように全力で頑張ります」と話していた。