コロナ禍で僅か543人 昨年度来市外国人 前年度から52人の微増

 稚内市(観光交流課)は昨年度の外国人宿泊延べ数をまとめた。
 前年度に比べ10・6%の52人増えたとはいえ僅か543人と少なく、一昨年度より99・7%の1万8254人も減少。
 世界中なコロナ感染拡大で2020年2月以降、観光目的での来市が極端に減った。最も多かったのは中国人139人(前年85)。コロナ禍前は毎年6000人前後が訪れていた台湾は僅か16人(同42)だった。
 外国人観光客の回復に至らなかったが、国は外国人観光客の入国を条件付きで団体ツアーを徐々に許可するなど削しており、これまで実施してきた広域周遊ルート事業や広域周遊促進事業の経験を活かし、観光需要回復期のタイミングを逃さず、観光客の獲得に向け準備を進めていくとしている。
 ほかの外国人客は次の通り。
 ▽韓国4人(前年10)▽香港4人(同0)▽シンガポール11人(同4)▽マレーシア15人(同0)▽タイ6人(同1)▽インド22人(同0)▽インドネシア35人(同3)▽ベトナム33人(同50)▽イギリス21人(同9)▽アメリカ37人(同12)など。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です