17カ月連続の値上げ 北電の8月電気料金

 春から様々な食品の値上げが報じられているが、6月29日、北海道電力は8月分からの電気料金値上げを発表した。17カ月連続の値上げとなる。
 現在の料金制度は、3カ月前の貿易統計値(原油・海外炭等)の平均燃料価格の変動を電気料金に反映させる燃料費調整制度によって決められているが、輸入に頼っている我が国では、世界情勢、為替などの影響を大きく受ける。
 料金の算出には、基準燃料価格の50%を上限とすることが決められており、今回の改定で上限価格を超過したため、上限価格(1㌔㍑5万5800円)を用いて算定している。
 30㌂で月230㌗H使用の標準家庭は7月分より99円高くなると北電は公表しているが6月分より398円高い8862円となる。
 燃料費調整額は、電気の使用量に応じて支払うため、家庭で出来る対策として使用していない電化製品のコンセントを抜くと月5%の節電、エアコンの設定温度を1度下げると13%の節電効果がある。

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