サケ来遊予想数 オ海西部で5.2%減 日本海北部は50%増

漁に備え土俵を積んだ稚内漁協の第十八開運丸

 日本海北部の秋サケ定置網漁に備え、稚内漁協の組合員が準備作業を進めている。
 1カ月ほど前、恵比須の北船溜りで作った定置網の重りに使う土俵3000個を積み込んだ着業船「第十八開運丸」が停泊している岸壁横にはブイやロープなどを用意され約1カ月後に始まる漁に備えている。
 北海道総合研究機構さけます・内水面水産試験場の今秋のサケ来遊予想によると、日本海北部(宗谷岬~雄冬沖)は前年比50%増の125万8000匹(昨年来遊数83万9000匹)、オホーツク西部(宗谷~枝幸)は5・2%減の282万8000匹(同298万3000匹)で、日本海北部は昨年の来遊数を大きく上回るが、オ海西部は昨年を下回る予想している。
 全道では10・1%増の2052万匹(同1863万2000匹)と予想されている。

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