時の話題 「手製銃での犯罪」

 銃取締りの厳しい日本での安倍元総理の暗殺事件と外国で報じられた今回の事件。個人がネットを見て自作した銃で人の命が奪われたことは、安全で平和な国と信じている日本人にとってショッキングであった。
 これまで国内での銃器による犯罪は、暴力団関係者のほか、交番襲撃で拳銃を奪う際の発砲、立て籠もり事件で散弾銃使用などである。他には3Dプリンターで作ったり、モデルガン改造もあったが今はネットを見れば誰でも作り方が分かる時代となり、極端な話、主義主張が異なるなどのほか、普段のごみ出しや車の停め方が悪いなどの理由で、命が狙われる時代が来るやも知れない。
 相変わらず銃の乱射事件が後を絶たない米国の2020年の銃による犠牲者が10年前の4割増とのことで、日本人の感覚からは想像できないが、乱射事件だけでなく、単なる銃絡みの事件や事故・自死などを含めると毎日100人近くが命を落としている。
 乱射事件に関連して行った意識調査では、共和党支持者は、銃をより多くの場所に持ち込めることを72%、教師等学校関係者が幼稚園から高校まで銃を持参できることを66%支持するが、民主党支持者は夫々20%程度である。米国は一人1・2丁の銃を所有しているが、その背景には独立戦争・南北戦争の経験から銃を持つ理由として身の安全を挙げる人が63%おり、狩猟の40%を上回る。
 米国では憲法に銃の所有権が明記されている。2017年の子供の死亡1位は、銃による死亡が交通事故を抜いている。

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