市民との出会いに感激 全国旅 大分県の西園さん夫妻

 キャンピングカーで「JAPAN・Travel」と銘打って日本各地を旅している大分県宇佐市の西園公俊さん(62)、妻の弘美さん(62)が稚内入り。西園さん夫妻は「何回も来ている稚内は人が温かく、とても居心地が良い場所」と旅を満喫している。
 畜産業を営む西園さん夫妻は、これまで何度もキャンピングカーで日本中を旅しているが、今年は旅してきた場所が記念に残るよう自作した車後部の荷台に描いた日本地図のイラストに、立ち寄った市町村のシール「カントリーサイン」などを貼る旅を6月5日にスタート。本州は20日間ほど各地を転々とし、青森からフェリーで北海道に入った。
 道内入り後は積丹、小樽、釧路、朱鞠内湖などキャンプ場などで過ごし稚内には今月11日に到着した。稚内では夕食のため寄った中央地区の居酒屋で意気投合した地元の歯医者さんにシジミをご馳走になったという夫婦は「店から一度、自宅に戻ってシジミを持ってきてくださり、それを店のママが味噌汁にして食べさせて頂いた。とても嬉しく美味しかったです」と思い出を語った。
 8月上旬までには自宅がある大分県に帰る予定だという西園さん夫妻は今回で5回目の訪問となる稚内について「仕事の用事でファックスの送信に困っていたところ、キタカラのまちづくり稚内の人に助けられ、とても親切にして頂いた。稚内の人は温かく大好きな街で、また来たい」と話していた。

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