1番草刈り始まる 酪農地帯 昨年に比べ牧草生育良好
稚内の酪農地帯で先週から1番草刈り作業が始まり、一段落ついたことからサイレージ作業も行われている。
5月は暖かい日が続き牧草は順調に生育していたものの、6月に入って10度を下回る寒い日が続いたことで牧草の成長は伸びずにいたが、サラキトマナイやクトネベツなどでは先週末から収穫作業を始めた。
1番草刈りをある程度終えたことから、14日からサイレージ作業を始めたサラキトマナイの酪農家は「今年は昨年より草の生育も良く70㌢前後まで伸び栄養たっぷりだ」と話し昨年は記録的な暑さと雨不足で2番草の収穫に大きな影響が生じたことに「今年はいつも通りの天候が続くことを願っている」と作業を続けていた。
稚内農協酪農家の1番草刈りは7月中旬まで行いサイレージや乾燥ロールなどにする。