稚内銘菓めざして オレンジエッグ17日からシカパン販売
オレンジエッグ(本店若葉台)は、17日からシカの角をモチーフにしたユニークなたい焼き「シカパン」をキタカラ店で販売する。
津別町の「クマヤキ」からヒントを得た及川譲二社長が、稚内を代表する銘菓を作りたいと、シカの角の形をしたたい焼きを作ることにした。
昨年から新商品開発のために道内各地のたい焼きを試食する中、三重県に本店がありグルメ番組などで紹介されたことがある「わらしべ」のたい焼きに着目し、その味の秘訣を知るため、及川社長がコンタクトを取り社員が三重の本店で1カ月間の修業を終えたことから発売することになった。
シカパンは、焼き上げると外側がカリッとし、中がモチモチとしたわらしべ直伝の食感を味わうことができ、中には北海道に工場がある田中製餡(本社東京)のあんこや洋菓子ならではのクリーム、チョコレートのほか、生地だけの4種類を販売。1個160円。
製造のため、キタカラ店を改装するなどシカパン販売に備える及川社長は「稚内を代表するスイーツにしていきたい。今後は、移動販売のカフェでも販売して行けたら」と話していた。