海の宝石ウリクラゲ 水夢館裏の海を漂う
海の宝石といわれる深海生物のウリクラゲが27日午前、水夢館裏の海面で見付かった。
体長5~10㌢ほどあるウリクラゲは傘をもつ一般的なクラゲと違い、名前の通りウリのような楕円形をしており波打つように動く繊毛が光に反射して虹色に見える。
海の生物に詳しい人によると、深海500~1000㍍の場所に生息するが、シケた時に海中が攪拌された時、稀に浅瀬までやって来ることがあるという。
27日午前10時過ぎ、港周辺を散歩中、港内に漂うウリクラゲを発見しスマホで撮影した50代男性は「クラゲ専門の水族館では見られると思うが、生で初めて見た。動くたびにキラキラ光って不思議なクラゲだった」と話していた。
ウリクラゲは28日午前中も同じ場所を漂っていた。