利礼観光本格化 ツアー客でフェリーの賑わい戻る

 利礼観光が本格化し稚内フェリーターミナルは、団体ツアーで混雑を見せている。
 利尻や礼文では高山植物が咲き始めたことなどから、離島の旬の食を求めて東京など首都圏を中心に多くの団体客が入り、観光ツアーを楽しんでいる。
 コロナ感染防止対策で一団体当たりの募集人数は20人前後に制限しているため例年よりツアー参加者は少ないとはいえ、今月中旬から毎日のように午前10時半過ぎに利礼観光を終えた団体客が稚内に戻り、駐車場に並んだ5台以上の観光バスに乗り込んで北防波堤ドームやノシャップ岬、副港市場などに立ち寄り、市内観光を満喫している。
 旅行会社の添乗員によると、ツアーの参加人数は減少しているが今年は移動制限がないことでツアーの予約は好調で、礼文では宿の予約が取れない状況となっており、国内旅行は徐々に回復しているという。

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