DV、虐待目立つ 稚内管内 昨一年間の犯罪発生状況

 稚内署は、昨一年間の犯罪発生状況をまとめた。
 それによると、凶悪犯1件(前年対比変わらず)、粗暴犯29件(同10件減)、窃盗犯50件(同2増)、知能犯10件(同4増)、風俗犯7件(同6増)、器物損壊、建造物損壊などその他16件(同1増)の113件(同1増)だった。
 犯罪件数としては昨年とほぼ変わらなかったが、コロナ禍により家庭内でのDV、児童虐待など粗暴犯が目立った。特殊詐欺は1年間で2件発生し、971万円を騙し取られるなど知能犯も増加。
 相馬副署長によると人命に係わる犯罪はなかったものの、長引くコロナ禍での家庭内暴力、経済が回らないことでの窃盗があったとし「社会情勢を見極め犯罪の抑止に努めたい」と。
 特殊詐欺で1000万円近い被害が出たことには「不審なメール、電話で心当たりのない請求は詐欺を疑ってほしい。学校間でも情報共有し被害防止してほしい」と話していた。

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