週末雑感

 1月の白魔から1カ月。幹線や枝道の除排雪が進み陽射しが春めいてくると共に其処彼処でその息吹きを感じるようになった。
 暖かくなると春眠、暁を覚えずと、起床する時間が遅くなり寝惚け眼で新聞を読み朝仕度を始める。陽春の光が降り注ぐと言えど若い頃のようにルンルン気分にならずとも、それはそれで春前段なること意識し、2月が素早く去って行くことを願いはする。
 コロナ禍も3年目になると処し方が分かってきて気の持ちようもビクビクからタンタンに過ごせるようになってきた。良いか悪いかは別にし今ある状況を受け入れながら、その後に対処して行かなければならず、そういう意味では人間個々には強さを、社会経済活動ではコロナ収束後の善後策を講じて行かなければと心の中で呟くもウイルス禍というのはそう易々剥がすことも出来ず、正直、禍中にある現在では意識付けだけは持ち対処していかなければと思っているところだ。
 国にしてみれば注力した給付や支援など一連の対策費を今後いかに国民・法人から納税してもらおうと頭をひねっている頃であり、稚内市だって次の三段跳びを企図し、市民生活を守り社会経済活動を活発化させるかホップ前の足の運びに逡巡していることであろうと推察する。
 3万3千人まで減ってしまった人口が自治体のランキングとするなら高望みはできず、よく言う身の丈に合った市政が望まれるが座していても好転するものでなく、ここはとどのつまり前を向き後ろを振り返らず処して行くのが宜しいのか。

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