稚内にもオロロン鳥 60代男性が北洋埠頭近く港内で撮影

 写真が趣味の市内の60代男性が、北洋埠頭岸壁近くの会場で羽を休めていた絶滅危惧種のウミガラス(オロロン鳥)を撮影した。
 道内では羽幌町の天売島などで見ることができ、黒い体で腹が白く目の下に黒い線がある特徴から「北のペンギン」とも呼ばれるウミガラスは、繁殖地のサハリンから越冬のため南下し、稚内にも稀に冬から春先にかけ飛来することがあり、この時期は利礼航路のフェリーに乗船している時に沖でも見つけることがある。
 1週間前の午前中、男性は北洋埠頭西側岸壁でコオリガモなどの写真を撮っていたところ、岸壁から20㍍先ほどの海面に普段は見ない鳥を発見しカメラで撮影。自宅に戻って図鑑で調べウミガラスと分かり「迷い込んで港内に入ってきたと思うが、初めて見ました」と感激していた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です