時の話題 「陵侑よもやま」

 当地(東京)の夏季五輪に比べ彼の地(中国)での冬季五輪は臨場感は減じるものの、日本人選手が活躍する姿を見るとコロナの閉塞感を忘れてしまい夜更かししてしまう。
 とりわけ一昨日夜、ジャンプでの小林陵侑選手の金メダルには胸の支えがおり興奮醒めやらずといった心持で就寝したところ、未明の午前1時過ぎブルの除雪する音で起きてしまい、カーテン越しに外の様子を窺ったあと暫くして床に就いたが懸命に職務を遂行している運転手さんには甚だ申し訳ないが、せめて4時過ぎにはして欲しかった。
 願望であって貴方がたの仕事を邪魔することでないこと言い添える。寝ずの除雪だったのだろうから感謝している。爺の戯言なので由無し事と聞き流してくれる程度でいい。
 また脱線してしまったが、小林選手のジャンプを見ていて強く感じたのはプレッシャーばかりでなく隣にあるラージヒルのジャンプ台から吹く気まぐれな風に対処する技術の高さだ。
 ワールドカップ上位ランキングの選手達が皆一様に記録を伸ばせない中、小林選手は低く飛び出し雪面すれすれに飛び風の抵抗を最小限に抑え超一流ジャンパーの卓越した技を見せてくれた。
 3年前のワールドカップで年間総合チャンピオンになって以降の2年間、成績は低迷(と言っても年間3位、4位)したものの、今シーズンは復活し、ここまで7勝を挙げ五輪金メダルという金字塔も打ち樹てた。
 一方、高梨は4位とメダルに届かず。まだ若いので次の五輪での雪辱を期待している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ニュース

前の記事

天北堆
ニュース

次の記事

天北堆