時の話題 「雪害」

 大雪と言うのは除雪すれば事足りるというのでなく何かと色々な事が派生する。交通事故、屋根の雪下ろし中の事故、滑って転ぶ、車がえんこする等々である。
 厳寒の1、2月の雪が降っても軽いのが通り相場だったが、0度くらいまで気温が上がるとずっしり重量を増し高齢者世帯にとって大変になる。増してや高齢の一人住いだと雪かきは出来ず、市など公的機関に頼まなくてはならない。
 それでも屋根の雪ぐらいは︱と、自分が出来ることぐらいは行おうとすると事故が起きてしまう。
 業者にやってもらえばと思うもこの雪である。業者とて天手古舞で依頼を受けても直ぐには従事できない。そして自らがスコップ持ち行おうとすると事故に遭う。
 こういうのを負のスパイラルとでも言うのだろうか。起こるべくして事故が起きてしまう。FFストーブの排気口が雪に埋もれてしまえば命に関わるので急がれるが、それ以外はじっと我慢しているのがいいようである。
 いつもの雪の程度ならば「春になれば雪は融けるよ」(筆者の常套句)と呑気というのか泰然と構えてもいいが、今冬はちと違いおっとりでなく、それこそ押っ取刀で対処せねばならない。
 市内の道路や住宅街枝道の除排雪が進んでいない所が相当あるのは気懸りで事故起きないよう念じている。
 今週は程々の好天に恵まれ荒れる日は無いようなので市民生活は元に戻って行くことだろう。これだけ降れば「この先は」と言いたいところだが、春まであと2カ月ある。

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