時の話題 「半年ぶりの三水会」

 官公庁と民間企業のトップで構成される三水会の例会が4月以来半年ぶりに50余人参加し開かれた。
 4月1日付けの官公庁人事で稚内に赴任してきたものの着任挨拶する機会が無かった内海正雄氏(稚内海保部長)、鈴木秋人氏(稚内税関支署長)、小形利男氏(海上自衛隊稚内基地分遣隊長)、飯﨑仁一氏(稚内南RC会長)、森本英史氏(日本郵便稚内郵便局長)、吉野浩二氏(稚内観光開発=サフィールホテル稚内=総支配人)が自己紹介方々あいさつした。
 地元の飯﨑南RC会長を除く5氏は数年の稚内勤務になり大半の人は稚内初勤務(道内初も)で天候面での不安を口にしていたが、人間というのは順応力が高い上、一過性の勤務なので恐れるに足らず人生の一こまを楽しめばいいのではと、胸中思った。
 会員スピーチの講師は令和5年度に開校100年を迎える稚高の蓮見知之校長。昭和20~40年代までの学校行事と生徒達の様子を写真で伝える中、単位制導入、「稚内学」を科目の一つに設定した生徒指導、総合的な探究の時間の積極的運用など学校改革について説明し「稚内(高校)だからという閉塞感を打破したい」との生徒の思いを実践して行くことを強調していた。
 「北斗の星の指すところ」から始まる校歌が配布された資料に掲載されており、卒業し50年経つとはいえ今でも諳んじる自分がおり酸っぱく甘くもあった高校時代を想起した。
 100周年記念事業には3千万円の予算を見込んでいる由。同窓生として支援せねばと思っている。

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