今朝けあらし出現 声問は氷点下0.8度まで下がる
晴れ間が広がった13日早朝、声問地区の海岸線で海面から霧が湯気のように立ち上がる〝けあらし〟が現れ、幻想的な光景が広がった。
稚内地方気象台によると、13日午前5時27分、声問の最低気温は氷点下0・8度まで下がり、11月中旬並みの寒さになった。寒気が流れ込んだ上、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象が起きた。
この冷気が流れ込んだ声問~富磯の海岸沿いでは〝けあらし〟が午前7時半過ぎまで見ることができた。
この日の朝は沼川で氷点下1・7度、開運7度と、宗谷管内9地点で今秋一番気温が下がった。
14日以降は雨や曇りの日が多く、天気が崩れる。