時の話題 「ウイズコロナ」
新型コロナウイルスの新規感染者が日を追って減少しており、11日23時59分時点で全国369人。東京、大阪、神奈川が同数の49人、北海道も16人まで減った。青森、秋田、岩手、山形、宮城、山梨、鳥取、島根の8県がゼロだった。
専門家は「何が理由か判然としない」などと言っているが、ワクチン効果なのは言うまでもない。
日本国内での接種は今、2回目が63・33%(1回目72・50%)まで進んでおり、稚内は市長が記者懇談会で述べたとおり12歳以上の市民が今月6日時点で80・8%まで進み今月末には9割近くに達する見込みであり、接種進捗を裏付けるように稚内では2週間以上新規感染者が出ていない。
20、30代の若い人の副反応は強いようだがコロナに感染するリスクを考えると数日、発熱や体のだるさなど辛抱すればよく、早急に接種することお薦めする。
第6波の感染拡大が懸念されるも年末に向かい感染者が減るのは慶ばしいことであり、これからはウイズコロナでの行動や社会経済活動の抑制を緩和する動きが本格化してもいいのではないのか。
ただ、これまで行ってきた感染予防策のマスク着用、手指消毒、外出したあとのウガイなどは暫くやっていかねばなるまい。要は安心する中にも用心は欠かさぬようしたいということである。
あと1カ月もすると忘年会開催の可否を検討しなくてはならぬが、余程のリバウンド(再拡大)が無い限り実施すべきだろう。数十人という密状態を避け、1テーブルの人数を絞れば可能であろう。