eスポーツで交流 国際文化交流協主催し稚内北星大とサ州国立大
稚内北星大学とサハリン国立総合大学の学生が8日午後、双方をネットで結びeスポーツで対戦。サッカーゲームを通じて交流を深めた。
稚内市とユジノサハリンスク市との友好都市提携20周年事業として、稚内国際文化交流協議会が企画したeスポーツ交流事業には、稚内北星大学eスポーツ部の4人と、サハリンの大学生3人が世界的な人気サッカーゲーム「FIFA21」で対戦した。
試合を前に、岡谷会長が「コロナ禍で交流が途絶えていますが、来年から様々な交流をし発展させていきたい」と挨拶。学校法人北辰学堂の松尾英孝理事長が「eスポーツを機に留学生を交え人的や教育、文化の交流を盛んにしていきたい」と述べたあと、試合がスタートし3試合した結果、サハリン大学チームが2勝1敗で勝利した。
1試合目に臨んだ稚内チーム1年生の平塚翔さんは「日本とロシアが交流するという目的のeスポーツは楽しかった。これからも様々なことで交流を深めていきたい」と話していた。